山はてな

Twitterとnoteの隙間

#1

困ったことに、どうでもいい文章の行き場がない。

 

Twitterでは書ききれないけどnoteに書くほどでもないようなことを残す場所として、試しにこのブログを立ち上げてみた。そんな取るに足らない文章、自分のメモにでも書いておけよと言うかもしれないが、これも困ったことに自分は自分の書いたものがちょっとは人の目に触れてほしいとも思っている。(メモに書くのを試してみたけど、それはもう寂しかった。)

 

noteは集合住宅みたいなもので、みんなに平等に白く清潔な部屋を与えてくれる。関係をつくるきっかけも与えてくれる。ただ、みんなで同じ場所を共有するということは少なからずルールが存在して、(それは明文化されているわけではないけれど)なんとなく明るく、優しく、ポジティブでいなければいけないような気がするときもある。

 

これはまったく悪いことではなくて、そういった「良い場所」像を利用者で共有し、実現できているのがすごいって話だ。Twitterでいろいろな人と知り合えたことも間違いなくnoteの恩恵のひとつだ。ありがとうございます!

 

けれど時々、もっと雑に汚してもいい部屋があればなと思う。本来的に僕は割とどうしようもない人間だという自覚がある。あらゆる時間を有意義に使えているわけではないし、むしろ浪費しているときの方が心地よい。SNSではよさ気な部分だけをトリミングしているけど(自分をキャラ化してしまうことはSNSの功罪だ)そんなのは生活全体のほんの一部だ。でも、じゃあ残りの大半に見るところがまったく無いかというとそうでもない。どうしようもないなりに考えていることはあるし、そういうところには詩が落ちてたりもする。

 

なのでここは、noteという部屋をきれいに保つために切り分けられた物置き的な場所にする予定だ。ここで書き散らした雑文が、いい感じに発酵するかそのまま腐敗に傾くか、今はまだわからないけれど。